
大規模・小規模を問わず、Webサイト制作も立派なひとつのプロジェクトです。それはチームで行うものだけでなく、個人でWebサイトを制作することにも言えます。
そして、プロジェクトである以上、スケジュール管理は大切な要素のひとつとなります。スケジュール管理を怠った場合、無駄な予算の発生が起こり利益が確保できなかったり、出来上がる成果物のクオリティの低下を招く可能性があるからです。
スケジュールと聞くと、制作期間のみを考えてしまいそうですが、検証やデバッグなどWeb制作に必要となるフィードバックの期間も考慮しましょう。短い時間しか確保できない場合、ミスも増えてしまうので注意が必要です。
当初よりWebページが増える場合などには、スケジュールを再編成するか、Webサイト全体を再構成することで対応することになります。
スケジュール管理の定番手法
スケジュール管理手法としてメジャーなものは2つあります。
- ガントチャート
- クリティカルパス
ガントチャート

ガントチャートは目にしたことのある人も多いかもしれません。
タスクと所要日数をカレンダーに描いていくことで、完了予定日と進捗度を把握する方法です。
ガントチャートを作成しておくことで、日程の調整がしやすくなります。
ガントチャートはExcelのシートに作ることも多いですが、オンラインのWebサービスで作成することもできます。
チームでガントチャートを共有したり、iPhone・Androidなどのスマートフォンでも閲覧できるため、クラウド型のガントチャートツールの方が利便性の高いケースも多々あります。
代表的なクラウド型プロジェクト管理ツールとしては「Jooto」などがあります。

クリティカルパス
クリティカルパスは、各タスク間の相関関係や依存性を可視化します。そのことで、絶対に縮めることのできない工程を把握することが可能となります。