
プラグインとは、WordPressの機能を拡張するためのツールです。
ブログや簡単な構造のWebサイトならWordPress単体でも充分な機能を備えていますが、プラグインをインストールすることで、さらに機能拡張が可能になっています。
目次
公式プラグインについて

WordPressのプラグインは、公式プラグインと非公式プラグインとに分かれます。
公式プラグインはソースコードチェックが行われた上で、WordPressの公式サイトに登録されています。
WordPress公式サイト内のプラグインディレクトリから検索することが可能です。
プラグインページで確認したい項目

公式プラグインはソースコードチェックがされているので、基本的には安全に使用することができます。
すでに47,000種類以上の公式プラグインが存在していて、同じような機能でも多数のプラグインが存在します。公式プラグインといってもあくまでソースコードチェックを行っているだけであり、プラグインの優劣で判断されているわけではありません。公式プラグインであっても"積極的に使いたい"プラグインと"できれば使用を避けたい"プラグインとに分かれるのです。
そこで、プラグインを選ぶ時のチェックポイントとして下記を意識しましょう。
- ダウンロード数
- ダウンロード数は人気のバロメーターとも言えます。多くのユーザーがDLし使用しているプラグインであれば、セキュリティ面も含めて信頼できるプラグインと言えるでしょう。
- 評価
- プラグインに対して、ユーザーが評価を付けられるようになっています。当然、星5に近い高い評価のプラグインを選ぶべきでしょう。
- 更新頻度
- WordPressは常にアップデートされています。その本体のアップデートに対応していないプラグインもちらほら見受けられるのも事実です。更新が長期間に渡って止まっているプラグインは使用を控えるべきでしょう。
上の画像は「Jetpack by WordPress.com」のスクリーンショットです。プラグインの概要の横にチェックポイントで挙げた項目が表示されています。このプラグインは"100万以上"のWebサイトで稼働されており、更新頻度も高いプラグインであることが確認できますね。問題なく使うことができるプラグインと言えるでしょう。
公式プラグインのインストール

公式プラグインは、WordPressの管理画面からインストールすることが可能です。
プラグイン追加画面から検索し、任意のプラグインをインストールし有効化まで行うことが可能です。
追加したい機能のキーワードが思い浮かんだら、まずは管理画面のプラグイン検索から探してみることをオススメします。
非公式プラグインについて
非公式プラグインは、その名の通り「WordPressの公式プラグインディレクトリに登録されていない」プラグインのことです。
ただ、非公式プラグインが公式プラグインに劣っているというわけではありません。
公式プラグインとして登録されていない理由も下記のように様々だからです。
- 自分のWebサイト上で販売したい
- 公式プラグインとして申請することが面倒くさい
- 英語での申請が煩わしい
公式プラグインのように第三者によるソースコードチェックがなされていない点は念頭に置いておきましょう。
その非公式プラグインに悪意のあるプログラムが仕組まれていたりセキュリティホールが含まれているというリスクがあります。
非公式プラグインの情報をしっかりと確認した上で、使用するようにしましょう。
非公式プラグインのインストール
非公式プラグインのインストール方法は2つあります。
- プラグインディレクトリにアップロードする
- 管理画面からアップロードする
ディレクトリに直接アップロードする
1つ目のインストール方法は、サーバー上の「plugins」ディレクトリに直接アップロードすることです。
FTPの操作に慣れているのであれば特別難しい操作ではありません。
下記の手順でアップロードすることで、プラグインはインストールされます。
- プラグインをローカルにダウンロードする(ZIPなど圧縮ファイルの場合は解凍しておく)
- FTPを使用し、プラグインフォルダ一式を「wp-content/plugins」へアップロードする
- アップロードしたプラグインを管理画面から探し有効化する
管理画面からアップロードする

2つ目のインストール方法は、管理画面からアップロードすることです。
この場合、事前に解凍する必要はなく、ZIP形式のままアップロードします。
特に理由がなければ、管理画面からアップロードするやり方のほうがおそらく簡単でしょう。
もちろん、インストール後は有効化を忘れずに行いましょう。